NHKの、貧困家庭問題について。

最初に言っときます、別に番組批判をするつもりも出演した少女を責めるつもりもありません。

モヤっとしてしまっただけです。

NHKの番組で取り上げられた、貧困家庭の問題が話題になっています。

ざっくり言うと、

パソコンも買えずにキーボードだけを購入、さらに50万円の専門学校の入学金が払えなくて夢を諦めた母子家庭の高校生

が登場したのですが、映像内に映るアニメグッズやらイラスト用画材の金額、Twitterに乗せているお金の使い方から「どこが貧困家庭？」と疑問視され騒ぎになってます。

多分一番のポイントは「お金がなくて専門学校に行けなかった」なんでしょう。

ちょっと自分語りします。

我が家も母子家庭です。3歳からなので筋金入りですね。
中学時代、塾に通えたのは特待生で全額免除だったからです。
そして、金銭的な理由で中学、高校と私立を諦めています。受かったのに。
どちらも有名進学校（東大京大バンバン行ってるような）。
泣く泣く、公立に進学しています。
そこに行っていたら、今とは違う人生だったでしょう。
大学は私立に行きましたが、奨学金を無利子有利子ともに借りています。

…我が家は「貧困家庭」でしょうか？

ちなみに、小学校時代はバレエやってました。あと公文式。
中学は吹奏楽でトランペット買いました。
ゲームもスーファミからだいたい持ってます。（ソフトめっちゃ少なかったけど）
猫も飼ってました。
家族旅行として、泊まりでディズニーに年1回行ってました。

…貧困家庭、ですか？ちがいますよね？？

根本的に、私自身は貧しかったと思っていませんが。

でも、間違いなく「金銭的問題で希望する進学ができなかった、ひとり親家庭の子供」です。

立場も、金額も、状況も違うので何か言うつもりはありません。
ただ…私まで貧困家庭だったと言われたようで、ちょっとムカっと。

あ、パソコン持ってたから違うのかな？